「自分の身体を知るため」のがん検診

日本人の三大疾病の一つとされる「がん」。今は早期発見と共に医療の発展によって、完治する可能性も出てきた病気ですが、やはり「かかると重い病気」と思いがちになります。それは、がんは往々にして初期段階では自覚症状がないため、気が付いた時にはかなり進行している、と言うケースを多く見るからです。また、風邪や倦怠疲労など他の病気を疑って病院に行ったらがんだった、という場合もあります。

その様なケースを未然に防ぐには、定期的ながん検診が一番とされています。例えば1年に1回、がん検診を含めた人間ドックや会社の一般検診など時期を定めた検査を行い、現在の身体状況を昨年と比較できるような環境を設けることで小さい変化をも見つけることが出来ます。社内検診などのデータだけを受け取る検診には、後日それを掛かりつけのお医者さんに診てもらうことで、データ比較と説明を受け自分で内容を理解することが出来ます。基本的に初期のがんは自覚症状はありませんが、必ず検診によるデータ数値の変化が見られます。

また、何事もがんと疑う必要はありませんが、日頃から健康状態や身体の変化には熱心に関心を寄せる事は大切です。日々忙しいとちょっとした偏頭痛や肩こり、消化不良や倦怠感、微熱をやり過ごしやすいのが、成人病のシグナルとされています。季節によってそれが起こるものなのか、何かが理由で生じるのか、もしくは最近突然起き始めたものなのか、それらの違いで大きく病状の内容は変わってきます。そのためにも時期を定めたがん検診は日頃の自分の身体を知るためのチェック、と考えて受診致しましょう。

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