行政からのがん検診の案内は見落とさないようにしよう

近年、保険料が国の財政を圧迫していることもあって、少しでも医療費を削減する政策として、積極的に検診を受け、病を未然に防いだり、深刻な症状になってしまう前に、早期に疾患を見つけ治療しようという動きが活発になってきています。そういった流れから、ある一定の年齢になれば行政の方から、がん検診の案内を配布している地域も増えており、そういった機会に受けると、一般であればかなり費用がかかってしまうがん検診も、かなり安い負担金で受けられるようになっています。がん検診で推奨されているものとしては、四十歳以降になれば、大腸がん、胃がん、肺がんなどの検診が主で、女性の場合はこれに加えて子宮がんや乳がんの検診も推奨されています。子宮がんに関しては、もう少し若く三十代に入れば案内が送られている地域もあり、女性の死因としても上位に挙げられる疾患であり、また将来子供を産めるかどうかといった大切なことにもかかわってくるので、三十歳くらいになれば定期的な検診が勧められています。

それらのがん検診は、大きな総合病院であればすべて行えることも多く、できるだけ一日で終われるように検査の計画を立ててくれます。しかし大腸の検査はどうしても、検便という形になるので、後日持参しなければならないこともあるようです。また胃がんの検査もバリウム検査などは、後日予約を取ってからとなることも多いので、時間の都合のつく日を考慮し、計画的に進めていきましょう。

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