がん検診で早期発見につなげる

日本人の病気による死因のなかで脳卒中や心臓病を抜いて1位なのががんなのです。脳卒中は脳、心臓病は心臓で発生する疾患ですが、がんはいろいろな臓器で発生します。その多くは胃で発生する胃がんです。これは日本人の食事の欧米化や野菜の摂取不足などが関係しているといわれています。

また大腸がんも患者数は増えていて、肺がんは喫煙者のほうが多いという傾向があります。がんの原因として考えられているのは食事やストレスなどを含めた生活環境の変化が影響しているとも言われています。しかし実際のところ自分でも自覚症状がないためいつがんになったのかわからないことも多いのです。そのためがんは進行してしまうと治療が難しくなるため早期に発見することがとても大切なのです。

そのため日本ではがん検診を受けることができる環境を整えて、がんを早期発見できるようにしたのです。がん検診として対策型検診というものがあります。市町村といった行政機関や、健康保険などの事業や会社などで行われています。対策型検診では例えば胃カメラによる検査、検便や肺のレントゲン検査など有効性が確立された検査を行います。

またがん検診として任意型検診というものがあり、こちらは人間ドックともいわれますが、医療機関などが任意で提供している検診サービスでいろいろな検査を行うことが可能です。ただ費用は自己負担の場合が多く高くなります。いずれの場合も早期発見を行うことが目的で、そして早期治療につなげて死亡率を減らすために行われている検診です。

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